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現代美術はわからないけど五百羅漢図展に行ったお話。

村上隆さんの五百羅漢図展。3月6日で終わってしまうらしいので、感想を少し書いてみようと思います。
興味あるけど、まだ行くか悩んでる…という方のご決断の一助になれば。

タイトルにもあります通り、私は現代美術は全く無知です、それどころか宗教画も学んでなければ五百羅漢だってちゃんと勉強しちゃいないです。
その筋の人は笑っちゃうかもしれないけど一般人が見るとこんな風に感じるのね、と思っていただければ幸い。


さて前置きもしたので。

ポスターの、黒地にバンっと映える色彩に目を奪われました。村上隆さんのイメージはポップでカラフルなお花のロゴマークだったのでちょっとギャップを感じたのですが、ともかくもポスターだけで行くことを決めました。ここまでどきっとさせられるポスターってなかなかないのですもの。
入り口からは私のイメージしていたポップな作品がずらり並んでいました。村上さんを詳しく知らない私のような人が彼の作品をまず知るための構成だったように思います。

夜だったので人も少なく、どこか無機質な空間で色彩とキラキララメラメがとにかく目に焼き付いていくので面白かったです。
でもやはりアウェー感は拭えず、なんとなくそわそわしていました。

達磨や若冲の象などの見知ったモチーフもあり、漸く自分にとっても身近に感じられてきた頃に、

壁一面の色彩の部屋に入ったのです。

近づいてじっとしていると色彩の暴力にくらくらしそうでした。ずらり並ぶ顔全部に見られているようで、近づきたいような離れたいような気持ち。
ああこれは異界だ、と感じました。よくわからない恐ろしい世界に足を踏み入れてしまって、後ずさりたくなる感覚。
ギラギラしてて、眩しくてちょっと怖くて、でももっとよく見たいような気がする。何か圧倒的な、すごいものを見ている、感じている、気分。自分がとてつもなく矮小なものに思えてくる。
こういうのかぁ。と。

色。佇まい。目。炎。身体。光。

宗教画や寺院や仏像は、こういう感覚を起こすために作られたんだと、はじめて身を以て知ったように思いました。

私たちが今見られるのは時を経てうっすらと和らいだ色ですけども、作られたピカピカの状態はさぞ眩しかったでしょう。
再現CGなんか最近はよくありますが、写真じゃなかなか実感には至らないですよね。
たまに、修復されてキラキラになった寺社仏閣に行くと感じる「……っ派手!!!」感。あれを何十倍にもしたような雰囲気です。

炎や龍や、古典的な描写を継承しているところもあって、異質な感じはしなかったです。溶け合っていてこれもドキドキしたところでした。


思う存分眺めて、やっとその場を離れた先にあったのは制作過程の膨大な資料でした。イメージ画、指示書、修正、作業風景。
熱量、半端じゃない。
あの作品を見た後だからこそこっちの方がむしろゾクゾクしました。
五百羅漢図が気になったなら、ここも見て欲しい、と思います。


……こんなことを見てからずっと誰かに言いたくて、ただ口で伝えてもうまくいかない気がしたので。すっきりしました。

これ、書いてしばらくした後恥ずかしくなるタイプのやつだとわかってはいるけれど、でもやっぱり黙っているのはもったいない気がしました。
あの空間が私の糧になったことは確かですので、思い出として残しておきます。笑

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2016.02.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記

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